『田村淳のNewsCLUB』一橋大学公開収録に行った

米倉涼子 ロンブー 亮 マイケル


一橋大の学祭の『田村淳のNewsCLUB』公開ラジオ収録に行ってきました。


ネットでは「ロンブー淳 芸能界引退、市議選出馬!?」など、悪ふざけで面白おかしく記事にしていて、それに乗せられた(というかマスコミがそう誘導してるのですが)人たちは、「オマエなんかに政治家になって欲しくない」「なんで市議なんだよ」と反発してましたが、このトークライブの中心は「淳さんが総理大臣に立候補するとしたらどういう戦略でいくか」というお題に、代表の学生3人が事前に考えたことをプレゼンして、それに対してみんなで話し合っていくというものでした。が、選挙とか関係なしにもっと応用の効く話で「上手に生きていくためのコミュニケーション術」のような内容でした。


それが笑いを交えていろいろ語られてて特に若者には有意義だったと思います。内容がよかった理由に、もう一人のゲストの田中慎一さん(戦略コミュニケーション・コンサルタント)の存在があって、要所要所でロンブー淳さんの発言に対してコミュニケーション論的な解説・フォロー・まとめをしてくれて、全体の笑いと薀蓄のバランスがとてもよく取れていました。


具体的な内容は、「いじり力」ーーー人間や物事のいい所、ネタ化できそうな所を見つけていじってあげることで人間や物事の色んな新しい見方が浮かび上がってきて今までにない気づきが生まれていいコミュニケーションができる。「モテ力」ーーー忘れた。「経験力(?)」ーーー人にはいろんな強みがあるけど、自分の人生、自分の経験してきたことっていうのは誰にも真似できない自分だけの一番の強み。自分だけの経験を人に教えてあげたり、その自分の経験を「あの経験があったから今の自分にこうプラスに作用してるんだ(ジョブスの「点をつなげる」と同様のこと)」と捉えることが上手く生きるコツ。そういう生き方をしてるとプラスのオーラが出てきて人が寄ってくる。のようなこと。メモ取ってないのでうろ覚え。


そうそう、当日会場が一番盛り上がったのは質問コーナーで「ぜんぜん関係ない質問なんですけど・・・亮さんは今日何してるんですか?」という場面だったことを付け加えときます。


この模様は11月12日(木)に文化放送でオンエアされるので興味ある方はどうぞ。とは言え、ラジオ聴く人いるのかなあと思ってたら後日webでも聴けそうなので、そっちのほうがいいかも。




オバマ現象のカラクリ 共感の戦略コミュニケーション(アスキー新書)
田中 愼一 本田 哲也
アスキー・メディアワークス
売り上げランキング: 160464
おすすめ度の平均: 3.5
3 「空気」などという曖昧な馴れ合いに首まで浸かった日本人への警句
2 いくら系統だってコミュニケーションを分析してみても・・・
4 オバマの選挙戦を例に、著者のコミュニケーション・広報戦略を解説した本
5 なんでオバマが騒がれているのかやっと理解できました。
5 プレゼンからマーケティングまで


.