就職活動

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受験シーズンがそろそろ終わりかと思ったら、就職活動シーズンの真っ只中のようで。


会社に行ったら「面接会場はこちら」みたいな貼り紙があったり若者が担当者に「ありがとうございましたっ!」と頭を下げてる場面を見たり、クライアントに行ったら就活の若者御一行様が廊下をぞろぞろ歩いていたり。


自分が新卒の就活したのは遥か昔だけど、自分は結構いい加減に考えていたな、たぶん。ふつうのサラリーマンがイヤ、営業職がイヤということで、将来独立できそうな仕事の中からなんとなく面白そうな広告業界にして、広告業界のこともよく知らないまま就活していた(代理店は「電通」「博報堂」しか知らなかったし、プロダクションも「ライトパブリシティ」は知ってたけど「サンアド」は知らないレベル)。今思い出しても、こりゃいい加減だ。


業種も広告業界だけしか受けなかったし、志望職種もコピーライターだけで受けて、ある大手代理店の(確か)最終面接で「営業なら採用するけど?」と聞かれて「それじゃ、辞退します」と即答みたいな。


コピーライターになってから、東京に出てきたり、ぜんぜん知らないデザイン会社から声を掛けてもらったり、流れでフリーになったり、一緒に仕事させてもらったCDから会社に誘ってもらったり、冷静に考えたら自分が今の状況にあることがとても不思議&ラッキーに思えてくる。


そもそもいまの会社だって、まわりのプロパーのコピーライターは東大、京大、慶応、早稲田、一ツ橋卒のような感じで、とても自分が新卒で入れる会社じゃないし、コピーライターがあんまり学歴と関係ない仕事でよかったな。と、ちょっと今までのことを思い出した春。


この前、高松聡さんの講演聞きに行ったとこだけど、さっきNHKのトップランナーに出てたのまた見てしまった。