お金の計算をして生きる

夏目漱石


それこそ、ずっと前にここで書いた『トレインスポッティング』のセリフではないですが、寿命とか老後のお金の計算ばかりして何が楽しいんだか。最近知らず知らずに寿命とお金の計算ばかり頭の中でしすぎて精神的に疲れているような気がする。


例えば「60歳で引退するとしてそのとき貯金は1000万あるとして、あと20年収入なしで過ごすには20万×12カ月×20年=4800万だから貯金の1000万を引くとあと3800万足りない。年金はいくらもらえるんだっけ」みたいなこととか。


例えば「もしいま3000万貯金があったら、リスクの低いファンドに全額使って年利3%だとすると、60歳で7200万だ。もし50歳で早期リタイヤしようと思ったら30年分の生活費が必要だから7200万必要で、あと15年で貯めようと思ったら毎年480万ずつ貯金しないといけない。あー現実的じゃない。だいたい寿命が80歳なのかもわからない。」みたいなこととか。


疲れるのは、堅実すぎるせいか、セコすぎるせいか、夢がないせいか。。。老後に毎月20万でセコセコ生きながらえるために、今わざわざ毎日仕事してるというのか?そんなことでいいのかなあ。意味あるのかなあ。何かもっと大きな生き方はできないものか。


人生とか生き方についてのこういう迷いというか邪念が出るのは、仕事がひと山越えて落ち着いたせいか、最近仕事が充実してないせいか。そんなことより、とりあえず花粉症が辛い。