いいか悪いか別にして
「いいか悪いか別にして」
【意味】 本来は、「良い」とか「悪い」とかの次元ではなくて、物事の本質に対して
こうあるべき、という正論を述べるときに用いるのが筋。
しかし、業界では、「自分の意見に全然、自信がない時」に、相手をだまくら
かすために使われる。
会議中、旗色が悪くなり、防戦一方の展開の中で自分が発言せざるを得ない
場面が巡ってきた時などに多用され、その後に続くはずの理由は非常に曖昧
かつ感覚的な内容が多い。
少なくとも、今まで積み重ねてきた議論と全く違う論点で構築されている。
【用例】 「じゃあ、メディアプランはテレビ中心ということで・・・」
「いいか悪いか別にして、テレビやめちゃわない?
なんかさぁ、電波媒体っていう雰囲気じゃないんだよねぇ。これって」