セミナー「私のラジオCMのつくり方」福本ゆみ×井田万樹子、『デッドライン仕事術』

福本さん ACC ADC TCC


仕事が一段落したので、ACC&RABJセミナー「私のラジオCMのつくり方」へ。講師はフリーの福本ゆみさんと大広の井田万樹子さん。福本さんとはしばらくお仕事させてもらっていませんが、ひらすら第一線の方ですね。井田万樹子さんは初めてナマで見たけど、なかなか美人でした。写真のイメージとちょっと違った。遠くから見ていたせいかもしれませんが。


こういうのはいつものことですが、個人個人の企画の発想法を人に教えるというのは、ほぼ不可能に近い。福本さんは「日々のささやかな実感、雑感から、物語を組み立てていく」ことを基本にされていて「それでできたのが、このCMです。ちょっと聞いてください」と言われてそれが当然とてもいいラジオCMなのですが、結局福本さんの頭の中は覗けないから、発想のプロセス自体はブラックボックスです。


井田万樹子さんは「(商品に対する)自分の中の言葉をつかみ出したり、興味の純度を上げていくのを、自分が納得できるまで続ける」という方法。要するに自分がその商品をどう思うのかを考え抜いてそれを手がかりに企画する。


「そもそも私は、いま自分が何に興味があるのか。まずそれからとことん考える」と言ってました。「今回はクライアントからこういうのを求められてそうだから・・・と、クライアントに合わせて提案して今までうまくいったことがない」とも。


昔、多田琢さんも「結局、自分がその商品をどう思ってるのかを素直に企画にしたのが最大のブレイクスルーだった」みたいなこと言ってましたね。そして、もちろん井田さんの頭の中も、多田さんの頭の中も、誰も覗けない。自分で考えるしかない。


トリンプ社長の『デッドライン仕事術』は、単純明快で話が早い。
(1) 毎日「お尻の時間」を決めて働く(2)仕事には「日付」で締切を入れる
ただそれだけ。それだけだけど、何かを感じるのでやってみようと思います。




追記

◆ACC共催ラジオクリエイティブセミナーを開催いたしました。





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