Googleマップ ストリートビュー

赤塚不二夫 宮崎駿 押井守 


ホットエントリーに上がっていたので知ったのだけど、ストリートビュー機能が日本版のグーグルマップにも搭載された。


昔夢想していたのが現実になったので驚いた。驚いたというか、お金と手間さえ惜しまなければ、なんでもできるのだなあと思った。世界の街角にテレビカメラが設置してあってリアルタイムで見れるというのも夢想していたけど、それはかなり以前にwebの世界で実現してるし、まだ実現してないのはライフログ的なものかな。


自分の夢想だと、自分が見たもの、聞いたこと、移動した場所、人生まるごと死ぬまで記録できたらいいなと思う。ただそれには起きてるあいだじゅうビデオカメラと膨大な容量の記憶装置を装着しないといけないから小型化など技術的な課題があるから、今回のストリートビューのように時間と手間とお金をかければ完成できるというものでもないし、まだ実現は難しいな。


それにしても2ちゃんねるは、この前の毎日新聞の海外サイト事件以来の盛り上がりよう。主な議論はストリートビュー機能が公開されたことで起きるプライバシーの問題。住所がわかればどんな家、環境に住んでるのかバレバレで犯罪につながるのでは、ということらしい。まあ持ち物としての家にこだわる(?)日本人にとっては、「あいつ、こんな家に住んでやんの」と言われると想像するだけでも不快に思うのかもしれない。確かに直感的にはすごく面白いけど、思いもしない問題が今後出てくるかも。


自分が便利だなと思ったのは、初めての打ち合わせ場所とかの下見ができるのはまあ普通として、撮影の簡易ロケハンができそう。高い位置から俯瞰して見れないのは辛いけど。あと最近引越しがしたくて休みのたびにあちこちの街を散策してるのだけど、そういう無駄足が必要なくなりそう。(不動産屋の物件案内やまわりの環境の説明の手間がかなり効率化できそう。)


それから、このストリートビューは保存できないのかな。一歩進むごとに360度視点の掛け算みたいなものだから、データ量も多いだろうし簡単には保存できないのかも。もし保存できるなら、風景の移り変わりの激しい東京を記録しておくのにちょうどいいなと思った。たとえば、カオスな感じが再開発で消えそうな気配の下北沢とか、もうすぐなくなってしまう阿佐ヶ谷住宅とか、もっといろいろ。




下北

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阿佐ヶ谷住宅

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