『ゲド戦記』

(あらすじ)
典型的なエディプスみたいなことした主人公の「アレン王子くん」は逃亡途中で魔法使いの「菅原文太」に遭遇。文太の空飛ぶデコトラに同乗し一路都を目指す。


その都で「♪わたしの父さん死んじゃった」と「テルーの唄」を歌う少女「テルー」は、彼女のアカペラ音痴ぶりに怒った髭オヤジに襲われそうになるが、アレン王子が偶然都合よく救出。デコトラ文太とアレン王子はなじみのモーテル、「テルーテナーの宿」を訪れるが、「今日はみんなに転校生を紹介する。アレン王子くんだ。」「あーっ、おまえはさっきの!」とアレン王子とアカペラ少女テルーがベタドラマな再会。


文太がデコトラで街に乗り込んで来たことを知ったライバルのトラック野郎、顔なしの産みの母「クモ」はテルーテナーの宿の女主人をエサに自分の城に文太を誘い出す。


突然身体が液状化うねうねと鉄雄化するクモ。「だからお前はいつまでたってもガキなんだよ、鉄雄!」アレン王子の叫び声が城内こだまする。鉄雄化したクモの身体に取り込まれるアカペラ少女テルー。「うわぁぁ、私の中でテルーが死んでいくー!」自分の身体をコントロールできないクモ。


そのときアカペラ少女がアレン王子にサビた長剣を手渡す。「今度こそサヤから抜けてくれ!うぉぉぉー、聖なる剣、エクスカリバー!」アレン王子の祈りが剣に届いた。サヤから抜いた長剣からは、まばゆい光が放たれる。そしてアレン王子はついにアーサー王に変身。


顔なしの母、クモを退治したアーサー王とアカペラ少女テルはさらに宇宙怪獣キングギドラとなって、空の彼方へと飛び立ったのだった。エディプスの結末もついてない、どうしてキングギドラなのかも謎のまま、菅原文太は肝心なときに役立たずでどこがゲド戦記なのか意味不明のエロティック魔法コメディ、絶賛上映中。


(テーマ)
人間の命は限りがあるから意味がある。人間の命は限りがあるから意味がある。ギャフン


(感想)
なにも起こらない映画。時間のムダ。でもテレビ放送したときもう一度見てみます。