『ライフ・イズ・ビューティフル』

『ライフ・イズ・ビューティフル』を見ました。


家族愛がセールスポイントみたいですが、片手間に見たせいか特に感動なし。戦争、アウシュビッツというシリアスな内容と終始しゃべりっぱなしのイタリア人のおちゃらけ具合のアンバランスさが肌に合わなかったのか、ヒロイン=お母さんが老けすぎて気持ち悪かったせいか、よくわかりません。


でもテーブルの下のシーンは、唯一かなりよかった。


前半部分と後半部分のバランスも、なんかしっくりこなかった。前半部分が間延びして感じた。でもアカデミー会員が認めたのだから、あれはあれでいいのだろう。


お父さんの最後の所、何回か見直したけど、あのような結果になる必然性はあったんでしょうか。戦争が終わったといいながら、その場で無理矢理奥さんに会いに行く必要あったのかな。奥さんがガス室に送られると勘違いしたってこと?


親子愛に感動したと手放しで誉めている人が多いので、自分は普通の感覚を持ってないのかと少し不安になる。特に映画通でもないので「こんなの映画じゃない」とわざと斜に構えているわけでもなく。


ちなみに最近一番よかった映画は『エターナル・サンシャイン』です。