『ファーゴ』

やっと『ファーゴ』見ました。


映画好きの人たちの評価は微妙に低いけど、ぜんぜん悪くなかった。


コーエン兄弟という先入観があって、無意識のうちに自分の中の評価が上がってしまってるのだろうか。でもカンヌか何かを獲ったんだと思っていたら、アカデミー賞だったとは。見終わった後に知りました。


どうもアカデミーの脚本賞を獲った映画が自分の好みらしいと、最近なんとなくわかってきた。監督賞とか演技賞は無視して、脚本賞の映画をまた見てみたい。


ストーリー的には、謎の東洋人マイク・ヤナギダのエピソードが唐突というか若干意味不明だけど、あれは(現代人は)みんなどこか精神的におかしいという意味を補完するものだったのかな。女保安官が話を聞いてた女子大生(だったか?)2人も明らかにちょっと頭がおかしい感じに描かれてたし、そもそも主人公のウィリアム・H・メイシーは当然おかしいにしても、奥さんもちょっと変だし、お義父さんも変だし、犯人も変だし、女保安官もその旦那も変だし、みんな変だった。