『ユー・ガット・メール』

藤田弓子


今年最初の書き込みが『ユー・ガット・メール』の感想というのもどうかと思いますが、正月実家でやっていて「一度見たけど最後どうなるんだっけなあ」と思いながらそのまま最後まで見てしまいました。メグ・ライアンならせめて『恋人たちの予感』をもう一度見たかった。

メグ・ライアンの吹き替えの声がぜんぜん変で、あれは藤田弓子がやってたんだろうか。最後まで違和感がありました。

この前見た『スコルピオンの恋まじない』と一緒で最後の終わり方の後味はいいのですけど、だからといって何か物足りないものがありました。

それにしてもメグ・ライアンは、おちゃめなコメディエンヌのイメージ脱皮を賭けた、いわゆる体当たり演技が売りだった『イン・ザ・カット』でうまくいかなかったのか、すっかりピークを過ぎた人のような感じになってしまっている気配がありますね。