『ビューティフル・マインド』『パピヨン』

cinemascapeのサーバーが落ちてるので不便すぎる。


ビューティフル・マインド』はみんながいいと言っている通りよかった。世間と自分の評価が一致してよかった。5段階評価の星3つ。なんと言ってもジェニファー・コネリーがよかった、かわいかった。エド・ハリスももともと上手いからよかった。


開始後15分で最初のトラブルが発生して、そのあともいいタイミングでトラブルが発生して飽きさせなかった。ストーリーのちょうどど真ん中(この映画の場合1時間過ぎあたり)で物語上の決定的な転換点があるというハリウッド脚本の王道様式も踏襲していて、安定感があった。こういうハリウッド王道的ないい映画もときどき見ないとダメだなと思いました。


パピヨン』は、「どんな境遇にあっても諦めないことの大切さを改めて気付いた」とかなんとか言った途端に陳腐になってしまう。つぎからつぎにイベント満載で、そのままRPGロール・プレイング・ゲーム)にしても充分面白そうだから、その展開を純粋にドキドキしながら楽しむのがいいのではないかと。感動とか自分が生きる教訓とかとはちょっとちがう。5段階評価の星3つ。


独房のくだりでは、感情移入しすぎて映画『es』と同じような圧迫感で呼吸困難になりそうだった。『大脱走』とか『タワーリング・インフェルノ』他、いろいろ見たなかで、スティーヴ・マックイーンがすごい俳優だというのがこの映画で一番よくわかりました。


それにしても、『ビューティフル・マインド』も『es』も『パピヨン』も(?)、実話が元になってるようで、実話を元にした映画が本当に多いことであるなあ。


この連休はずっと胃が痛かった。そろそろ仕事しないと明日の打ち合わせに間に合わないな。