学園祭(1)多摩美術大学 グラフィックデザイン学科特別講義 永井一史×川口清勝
多摩美の芸祭プログラムの一つとして開かれた、HAKUHODO DESIGNのADの永井さんとTUGBOATのADの川口さんの講義を聴きに行ってきました。多摩美はあいかわらず遠い。
ナビゲーターは中島祥文先生。プロジェクターで二人の作品を見ながらのそれぞれの簡単な自己紹介の後、川口清勝さんはニューヨークADC(特に学生部門)の審査報告、そして傾向と対策。永井一史さんはカンヌ広告賞の審査報告。永井さんと川口さんて多摩美の同期だったらしい。でも、お互いの存在は知ってたけどまともに会話したのは社会人になってからだとか。
永井さんはいつもどおりのまったりした感じ。永井さんの仕事は企業の広告を越えて、NGOとか非営利団体の仕事がどんどん増えてる雰囲気。永井さん自身も、これからは企業の広告だけじゃなく社会的な活動をサポートしていくことが広告に求めれるし、自分ももっとやっていくと言っていた。
川口さんが話してるのは初めて聴いたかもしれない。永井さんがクラス委員なら、川口さんは悪ガキ風。「寝てる人は起きてね。」「CMの音が大きいとこだけみんな目を覚ましたけど、また寝ちゃった。広告なんてみんな興味ないんだよね。そういうもんだよな」とか、冗談を交えての広告話。ニューヨークADCって、広告として世の中に出た物だけじゃなくて、別に純粋なアートとして作って、それを応募してもいいらしい。知らなかった。学祭だから誰でも聴けるとはいうものの基本的には学生向けの講演なのでADCの学生部門に限った話かなと思ったけど、ホームページを見たら
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と書いてあるから、やっぱりプロでも学生でも、unpublished workを応募できるみたい。これってADの人たちには常識なんだろうか。なにかつくって出してみようかな。
講義は13:30から17:00までのたっぷり3時間半。終了後はそのまま帰るのもなんなので校内をふらふら。中央ステージで元ブランキーの浅井健一のSHERBETSがライブやってたのでデジカメで一枚撮ろうかなと思ったら白ブタ眼鏡の芸祭実行委員が「ライブは撮影禁止です!いま撮りましたよね!データ消去させてもらっていいですか!」とヒステリック白ブタになって猛進してきたので、いやな気持ちになってその後すぐに帰りました。
つぎの日は早稲田の学祭に(『深夜特急』の)沢木耕太郎さんの話を聴きに。
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