『タクシードライバー』『嘔吐』

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この前の週末かいつかにテレビでやっていたマーティンスコセッシ監督、ロバートデニーロ、ジョディフォスターの『タクシードライバー』見ました。たぶん4回目くらい。一緒に見た人は「初めてみたけど訳がわからん。星2つ」と言ってました。


主人公のトラヴィスはずっと頭が痛いみたいで日常的にアルカセルツァーとか頭痛薬を飲んでますが、あれってフランスの実存主義のアイドルであるサルトルが書いた『嘔吐』の主人公ロカンタンが(世界と自分が対峙することへの漠然とした嫌悪、恐怖から?)いろんなものに吐き気を感じるというのを元ネタとして引用してるのかなと初めて気付きました。


あと、何回見ても気になるのが、最後シビルシェパードを降ろしてドラヴィスがバックミラーを見る場面。そのシーンだけ突然変な早送りみたいになるのは何を表したいんだろう。


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