読んだ本

『嶋浩一郎のアイデアのつくり方』

何冊か本を読んで、どんな本を読んだか忘れてるものもありますが、覚えている一冊。博報堂ケトル嶋浩一郎さんの『方嶋浩一郎のアイデアのつくり方』。 とにかくメモをたくさんとる方法ということで、アイデアマラソンの樋口健夫さんの『「金のアイデア」を生…

『イン・ハー・シューズ』『河内カルメン』『刑務所の中』『日本語ということば』

最近見た映画。 キャメロン・ディアスの『イン・ハー・シューズ』。よかった。 鈴木清順の『河内カルメン』。野川由美子が井川遥に似てたけど井川遥よりよかった。この40年後にNHK(サラリーマンNEO)でコントするとは本人も思わなかったにちがいない。あた…

『コインロッカーベイビーズ(下)』村上龍

やっと20年ぶりに2回目を読了。最近のものはぜんぜん読んでいませんが、やはり村上龍さんの最高傑作なのでは?『愛と幻想のファシズム』も同じくらい傑作だと思いますが、あっちは大衆文学(=直木賞系)なので純文学してる『コインロッカーベイビーズ』の…

『うめめ』梅佳代

写真家の写真を見て、かっこいいとか上手いとか思うことは多いですが、すごいと思うことは少ないです。そういうことで、ぱっと思い浮かぶのは荒木経惟の『さっちん』ですが、この『うめめ』は久しぶりにすごいと思いました。 少年が友達に金属バットで殴られ…

『コインロッカー・ベイビーズ』

村上龍さんの現時点の最高傑作『コインロッカー・ベイビーズ』読み直してます。 途中までで良かった部分 立派な映画館で、アメリカに亡命したロシア人バレリーナの悲恋物語を見た、恋を選ぶか、バレエを選ぶか、白鳥の湖を踊りながら主人公が悩む、バカな奴…

『アメリカン・ビューティ』『最新 CMプランナー入門』

BSでやってたアカデミー賞特集の『アメリカン・ビューティ』見ました。いいものは何度見てもいい。脚本もいいし、キャストもいい。 ただ、しいて言えば最後の場面で誰がやったかわからないまま終わって欲しかった。せっかく途中でわざわざ全員に動機がある…

『プロフェッショナルアイデア』(博報堂 小沢正光)

博報堂の小沢さんの『プロフェッショナルアイデア 欲しいときに、欲しい企画を生み出す方法。』読みました。 小沢さんと仕事をさせていただくと(というか現場に小沢さんはいなくて、現場の責任者が小沢さんにチェックしてもらいに行くことが多いですが)、…

『あなたが年収1000万円稼げない理由。』

自分には直接関係ありませんが『あなたが年収1000万円稼げない理由。―給料氷河期を勝ち残るキャリア・デザイン』を読みました。 たとえば、藤原和博さんの『お金じゃ買えない。―[よのなか]の歩き方〈1〉』他の[よのなか]の歩き方シリーズにしても、もとリク…

『ヒット率99%の超理論』『年収1200万円獲得法』『ダマされたくない人の資産運用術』

日テレ「マジカル頭脳パワー」「投稿!特ホウ王国」「エンタの神さま」プロデューサー五味一男『ヒット率99%の超理論』は、理論部分は10分で読めます。第二章のトレーニング編はすぐ答えを見ずにまず自分で考えるのがいいです。 『年収1200万円獲得…

『レバレッジ・リーディング』VS『スロー・リーディングの実践』

ビジネス書一冊を1〜2時間で、年間で400冊読めという『100倍の利益を稼ぎ出すビジネス書「多読」のすすめ レバレッジ・リーディング』。一方で、速読家の知識は単なる脂肪であると語る芥川賞作家・平野啓一郎さんの『本の読み方 スロー・リーディン…

『関暁夫の都市伝説』『オルレアンのうわさ』

やりすぎコージーのせいか、都市伝説がプチブームになってる気がします。やりすぎ出演がきっかけで本を出したハローバイバイの関暁夫の『ハローバイバイ・関暁夫の都市伝説―信じるか信じないかはあなた次第』がやたら売れている。この前、本屋で本の奥付けを…

『“グーグル革命”の衝撃あなたの人生を“検索”が変える』『投資信託選びでいちばん知りたいこと』『告白』『東京飄然』

NHKスペシャルの「グーグル革命」は、まあまあ面白かったです。以前Nスペで放送したGoogle特集と内容が似ていたような。しかし、未だにYahoo!で検索している人がネットユーザーの半分いるのはずっと前から謎。 家の近所に本の価値のわかってない古本屋が…

『考えないヒント』小山薫堂

買って読んでない本がいっぱいあるのですが、ふらっと立ち読みして止まらなくなったのでとりあえず買って読みました。放送作家だけに、話の持って行き方がうまいのか、面白かったです。 あとがきで小山さん本人が「この本を読んだ人がアイデアを思いつくのか…

『姉ちゃんの詩集』

おくればせながら。これはコピーライターは読んでおかないとあかんでしょう。 アメリカかどこかの白髪カツラのおじさんが1960年代に「未来には誰でも15分間は世界的な有名人になれるだろう。」と現代のこの状況を的確に予言していましたが、『電車男』『…

『図解 世界のしくみ 』『一瞬で自分を変える法』

大判で出てたのが小さくなったので『図解 世界のしくみ 』読みました。五月女ケイ子画伯の絵が邪魔で文字が読みづらい・・・。しかし、いろんな人が言ってる「どうして本屋(や図書館)に行くとトイレに行きたくなるのか?」の答えの中で一番説得力があった…

『おっぱいバレー』

mixiの日記に書いてる人がいたので水野宗徳『おっぱいバレー』読んでみました。 表現自体は小説、文学ではないですが、笑いあり涙ありの児童文学で面白かったです。 もったいぶった文学とか面白くないエンターテイメント小説を読むなら、こういう物語を読む…

亀田興毅の時計チラ見と『Mind Hacks』

「亀田のけんか祭り」亀田興毅の初防衛戦、ビデオで早送りしながら見たんやけどな。表情が妙に自信なさげでな、髪型と相まってウド鈴木にしか見えんかったわ。あれでよう勝ちよったな。 途中でな、亀田が場内の時計をチラ見する場面があって、「余裕がある」…

『世界の日本人ジョーク集』『必笑小咄のテクニック』

丸の内オアゾの丸善に行ったら、女の子2人連れが「本買いたいんだぁ。題名忘れたけど見れば思い出すから・・・ああ、あった。」と『世界の日本人ジョーク集』を買っていた。 その後ジョナサンで食事をしていると、おっちゃんが「日本人ジョーク集って本知っ…

『ダメな自分を救う本』石井裕之

この人は一貫して同じような本を書いていますが、この本がいちばん売れているのはやっぱり本の題名の上手さなんだろうなあと思います。 もともとなんとなく普段から心がけていることと重複してましたが、いろんな自己啓発本の中ではいい本だと思います。 こ…

人間の社会は常にいい方向に向かってる(「日本人の品格」フジテレビ)

たけし、爆笑問題、久米宏、石原慎太郎など出演の「秋の教育スペシャル!たけしの日本教育白書楽しくマジメに生放送「1億3000万の国民と考える日本人の品格…いじめ自殺・学級崩壊崩れゆく日本の教育…たけしが…爆笑問題が熱く語る日本の未来」 」を見ました。…

『風とCM』『わたしを離さないで』

箭内さんの作品集『風とCM』は、CMの画面写真だけが載っていてナレーションとかコピーとかどんなCMなのかト書き的なものが書いてなくて不便だった。 せっかく今度読もうと思っていたカズオ・イシグロ『わたしを離さないで』。富士眞奈美が週刊ブックレ…

『企画のつくり方入門』ビヨンセ

1/3がアイデア発想術、1/3が企画の組み立て方、1/3が企画書の書き方。ノウハウの具体的な進め方が書いてあって役に立ちました。やはりこういう本は一般論より、やり方が偏っていようが何だろうが、具体的に「例えば私ならこの発想法を使ってこのよ…

『夫婦茶碗』町田康

すばらしい。おもしろい。 ・・・最初は実に調子がよかった。一回だけ音合わせをし、とにかくライブをやろう、ってんで高円寺にあるライブハウスで初ライブをやった。曲なんかねぇので、既成曲、それもなるべく簡単な、ジョニー・B・グッド、なんかに、「逸…

『「断る」心理テクニック』『30日間マクドナルド生活』

『人たらし』『「断る」心理テクニック』他、この著者の名前をよく本屋で見るから、内藤誼人さんはよく売れてるんじゃなかろうか。 すでに自分が普段から無意識でやってることがいろいろダブって書いてあったけど、要するに何か頼まれて断るにしても、とにか…

『パワポ使いへの警告』『生きてるだけで、愛』

一時間くらいかけて書いたものが全部飛んでしまって、もう一回思い出して書く気力がない。 きっと本谷有希子の呪いにちがいない。 パワポ使いへの警告 (講談社BIZ)作者: 榊原廣出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/06/20メディア: 単行本 クリック: 18回こ…

吉祥寺はバカが多いか(フォーク並び)

ぶらり吉祥寺へ。 駅のトイレが込んでいる割には誰もフォーク並びをしていなかったので、自分からフォーク並びをしようと思って手洗い場の近くで待機していたら、労務者風のおっさんが何ごともなかったように抜かしていった。 最近はトイレなどで自分からフ…

『いつかパラソルの下で』森絵都

『いつかパラソルの下で』は褒めてる人が多い本。たぶん、自分の親のルーツ探しネタというのは、いろんな作家が書いているのでしょうけど、個人的には鷺沢萌の『駆ける少年』を昔読んでよかったのを覚えている。(いまAmazonで調べたら絶版ぽかった。泉鏡花…

『IDEA HACKS!』『スウェーデン式 アイデア・ブック』

役に立つような立たないような。 IDEA HACKS! 今日スグ役立つ仕事のコツと習慣作者: 原尻淳一,小山龍介出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2006/07/14メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 8人 クリック: 340回この商品を含むブログ (271件) を見る …